カミーノ・デ・サンティアゴ☆星の巡礼~ My Camino

サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの800キロ。そして、フィニステーラへ。カミーノ巡礼(2013年8月29日~10月19日)の記録と、役立った巡礼情報を綴っています。

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巡礼者の一日

これまでの記事の中でも度々、巡礼生活についてどのような行程があるのか断片的に書いていますが、ここで、カミーノの巡礼者の一日をまとめてみることにしました。

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■5:00-6:00 アルベルゲでの起床

巡礼者の朝は早い。夜が明ける前に起きる。

その日の行程が長ければ早めに、短かければゆっくりと、その日のルートによって調整する。朝の暗がりの中、まだ寝ている人もいるので電気がつけられない。暗がりの中、自分のヘッドライトを灯し、手元だけ明るくして用意をする。眩しいので他の巡礼者に向けないようにすること。目覚ましも鳴らさないこと。

夜に、翌日着る服を身につけて寝ているので、着替えることなく準備が早い。朝の洗面所とトイレが込むので、早めに行って済ます。昨晩の洗濯物があったら取り込み、ザックに詰める。寝袋や個々の物もしまい、出発の準備を行う。

■5:30-6:30 出発

たいてい7:00頃までには、ほとんどの巡礼者が出発する。ゆっくり出たことがないので定かではないが、遅くとも8:00にはアルベルゲを出るように言われるという。次の巡礼者の到着までにアルベルゲを整えるから。

私設アルベルゲに泊り、朝食を付けていたら朝ご飯をとるが、基本はアルベルゲを出て歩き、バルが開いた頃に休憩を兼ねて朝食をとる。その際、昼食用のボカジージョ(サンドイッチ)を注文して持参することもあるし、前の日にスーパーで買い出しをしておくこともある。

ほとんど真っ暗な夜道を歩くので、ヘッドライトが必要。ライトと街灯を頼りに、星空の下、歩く。次第に明るくなり、朝日が出る。早々と、道中のバルがオープンとなる。

■朝食

ルートによって店の場所が異なるから、とくに朝食の時間は決まっていない。早めにバルが開いていても、まだ歩けるようなら先に行くこともあるし、体調的に休みたければ早々とバルへ入ることもある。定番のカフェ・コン・レチェとパンなどの軽食を注文。スペインでは、朝にそれほどお腹いっぱい食べることはない。

水が足りない場合はバルで500mlを買うこともあるが、スーパーで買うより割高な気がする。通常は、あらかじめ前の日にスーパーで1L以上を買い、翌日用に持参する500mlボトルに詰めて用意しておき、その日は残りを飲むことが多かった。

■歩く ~ 休憩 ~ 歩く

自分のペースで歩いていく。巡礼仲間ができたりするが、自分とペースの違う人は歩きを合わせるのはしんどい。逆に、相手もそう。無理しているなと思ったら、相手に先に行ってもらったり、休憩したり、そこは本音で伝えてOK。最終目的のアルベルゲで落ち合おうとしてもいい。とにかく自分のペースをつかむこと。

こまめに水分補給と休憩をはさもう。巡礼は競争でないので、他の人が早くても気にしないこと。他の巡礼者に抜かされたりすると焦ってしまい、必要以上に頑張ってしまうこともあるが、結局は遅かれ早かれ着くので大丈夫。それよりも、せっかくの巡礼のその日の空気や風景を楽しむことが大切だろう。

■12:00-14:00 アルベルゲ到着

できればアルベルゲが満室になる前に、12:00-14:00頃には着いておきたい。12:00過ぎで、次の村のアルベルゲまでまだ歩けるなと判断したら、引き続き歩くこともある。直感で、今日はここまで行こう、次へ行こうと自由気ままに。

よっぽどの田舎で、アルベルゲが1軒しかなく空きがなかったりして満室だった場合は、オステルやホテルに泊まるか、次の町のアルベルゲまで歩いたりする。同じ町に数件のアルベルゲがあり、満室の場合は、他のアルベルゲをあたってみる。アルベルゲは先着順。公営は、料金が安くて人気。時に寄付のところも多々ある。私営なら、予約可能の所もある。

夏休みの7~8月は、学生も増え、最も巡礼者が多い時期なので、満室になる可能性が高くなる。私が行った9~10月の秋でも、夕方に着いた巡礼者が満室で泊るとこるがなく、困っているのを幾度か見かけた。

また、13:00や14:00受付開始のアルベルゲもあり、早くついた巡礼者が長蛇の列で並んで待っていることもある。 

■アルベルゲ受付

アルベルゲは、公営と私設がある。公営の方が料金が安め。私設ではバルが併設されていたり、朝食や夕食を用意してくれたり、(所によりますが)部屋の人数が公営より少なめだったりする。

受付けでは、クレデンシャル(巡礼手帳)、外国人はパスポートを見せる。割り振られたベットや部屋の番号を聞いて、自分の場所へ行く。男女混同の大部屋の場合が多い。ベットはたいていが二段ベット。疲れた体で上らなくて済む、下段が人気。私設では、一段ベットのところもある。

■シャワー、洗濯

アルベルゲに着いたら、歩いてきた汗を流したい。シャワーの数も限られているので、混みあう時は並んで待つこともある。シャワーは手早く行おう。長く入っていると他の待っている巡礼者に迷惑をかける。

全身が洗える石鹸を持参のこと。シャワー室に着替えを持ち込み、そこで服を着るので、一式を入れておけるビニール製の袋や、ドアに袋をかけるS字フックが役に立つ。置き場所がないことがほとんど。貴重品もチャック式のビニールへ入れて管理しよう。シャワーの際も、自分の近くに。ザックから盗まれる人もまれにいるのでお気をつけください。

そして、着ていたものも洗濯をして早めに乾かさないと、明日までに乾かない。基本的に、私は洗濯場で手洗いで洗っていたが、雨の日には有料の洗濯機と乾燥機を使って早めに乾かすこともあった。洗面所での洗濯は、基本に厳禁。注意を受けるので行わないように。

■昼食

一通りやるべき事を済ませたら、ランチタイム。持参のサンドイッチを食べたり、町のお店で食べたり、自由に過ごそう。キッチンや冷蔵庫があるアルベルゲもある。

■シエスタの時間

地域やお店にもよるが、13:00-16:00、14:00-17:00といった時間にシエスタが始まると、お店が一斉に閉まる。ランチをしたくても、買い出しを行いたくてもできない。夕方以降に再オープンする。13:00まで、17:00以降と、シエスタを避けてお店へ行こう。この間は、アルベルゲで昼寝をしたり、町を散策したり、日記を書いたり、皆んな思い思いに過ごしている。

■夕食

18:00~20:00、巡礼者定食のメヌーを食べに出掛けよう。前菜、メイン、パン、デザート、ワインが10ユーロ前後でいただける。また、アルベルゲにキッチンがあれば、パスタやサラダを作るのもいい。節約派は自炊が中心。

■教会のミサ

土地の教会で、巡礼者のためのミサがあれば参加してみよう。巡礼の祈りを行い、司教様に祝福していただいたりすると、心身が改まる。クリスチャンでなくとも参加可。

■22:00 就寝

早く眠る巡礼者もいるので、静かにしなければならない。ベットに寝袋を敷いて眠る。マットにダニがいて噛まれることもあるのであまり肌が当たらないようにしたい。ビニールの敷物を持ってきて、ベットにカバーしているヨーロッパの巡礼者も見かけた。

朝の支度の為、ヘッドライトを近くに置いておく。時間がわかるよう時計も近くに。そして貴重品等は寝袋に入れて管理しておく。

アルベルゲの夜は、他の人のイビキが響く。私は耳栓を持っていって使っていたが、ベットが近いので隣がイビキの人だった場合は眠れないことも…。頭と足の位置を逆にしてなるべく遠くに寝るが、それでも限界が。気にならない人は問題ないが、私はアルベルゲだけでなく、オステルやホテルも体調に合わせて使い分けました。アルベルゲばかりが宿ではありません、ご自身が気持ちよくカミーノを歩けるよう判断してください。

ざっとこんな感じでしょうか。


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